同人サークル「天泣道化」なんてやってるかもしれない冴夜木ヤトによる、気の向くまま萌えの向くままの、とっても腐女子向けなブログ。
参加イベント情報とか発行物情報とかが載るかもしれない。
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新年早々、色々と鬱陶しい事があると、今年一年の先行きが些か不安になります。
...が、出だしがコレならこの後何があってもそんなもんと思える気もしないでもない。これは果たしてポジなのかネガなのか(笑)
しかも夕方から仕事で嫌だな~なんてそんなっ。
職業柄、世間のカレンダーに合わせた休日体制とかは存在しますけども、365日休み関係ない職場なんでorz
まあ、世間が休みの時に働くと、道も空いてて楽なんですけどね。かつ、世間が大概仕事の平日に休みとか、店空いてて待ち時間もさほどなくてラッキーだったりするので、まあどっこいどっこいですw
今年も年明けから遙か関係は出費ばかり予定決まってますしね...か、稼がないと! 萌えの為にっ!!←
と、気が重くなることばかり言ってても面白くないので、元旦にハルハナにあげた小ネタを再利用です。
こっちでも新年祝っとけ!みたいなね?
続きから、そんな景望です。...祝ってます、祝ってますよ?←
...が、出だしがコレならこの後何があってもそんなもんと思える気もしないでもない。これは果たしてポジなのかネガなのか(笑)
しかも夕方から仕事で嫌だな~なんてそんなっ。
職業柄、世間のカレンダーに合わせた休日体制とかは存在しますけども、365日休み関係ない職場なんでorz
まあ、世間が休みの時に働くと、道も空いてて楽なんですけどね。かつ、世間が大概仕事の平日に休みとか、店空いてて待ち時間もさほどなくてラッキーだったりするので、まあどっこいどっこいですw
今年も年明けから遙か関係は出費ばかり予定決まってますしね...か、稼がないと! 萌えの為にっ!!←
と、気が重くなることばかり言ってても面白くないので、元旦にハルハナにあげた小ネタを再利用です。
こっちでも新年祝っとけ!みたいなね?
続きから、そんな景望です。...祝ってます、祝ってますよ?←
***
【明ける世界/景望】
「明けるのは、ずっと苦痛だったんだ。また同じ日々の繰り返し、変わらない、裏切りの日々が続く事が。それが自分の選んだ道だって、知っていたのにね」
しんしんと降る雪を見つめながら、囁くような声音でそう呟く彼の横顔は、言葉とは裏腹に酷く優し気で。
冷えた指先同士が床の上で絡み合って、じわり、どちらのものとも知れない熱が生まれる。
「今は違う、んですよね」
彼は、「苦痛だった」と言ったから。それなら今は違うのだろうと。違っていて欲しいという希望から、敢えて断定するように語尾は下げた。
そんな私の杞憂などお見通しなのだろう。彼は視線を雪から私に移して優しく微笑む。
「君が居るから。君が、教えてくれたから。終わりと始まりを」
「終わりと始まり?」
「夜が明けるということ。それは変わらない一日が始まるんじゃなくて、古い一日が終わり、新しい一日が始まるということ。断ち切るのも、変えるのも、続けるのも。俺には選ぶ事が出来るんだって。当たり前のことかもしれないけれど、俺が気付けないでいたことを、君が教えてくれたから。そして、俺に変える力をくれる君が、傍に居てくれるから」
だから今は、何かが変わるかもしれない夜明けを肯定できるんだと。
絡めた指に少し力を込めて、彼は本当に穏やかに微笑むから。私の胸は何か熱いものでいっぱいになって、今にも溢れそうで。
「望美ちゃん?」
「っ、大丈夫です。急に光が入ったから眩しくなっただけです」
薄暗い山の稜線から、新しい朝日が光を放つ。その眩しさが目を焼いたのだと言い訳して目元を擦った。
「ああ、本当だ。雪で見えないかと思ったけど...初日の出だね」
「はい」
じわじわと上る太陽が、新しい始まりを鮮やかに告げる。
二人並んで、暫くの間無言でその姿を見つめて。
やがて、完全に姿を現した太陽に、降っていた雪も止む頃。
「明けましておめでとう、望美ちゃん」
「おめでとうございます、景時さん」
冷え切った体温を二つ、そっとくっつけて。
「終わりと始まりの瞬間に、隣に居てくれるのが君でよかった」
「私も、です」
ずっとずっと一緒に居よう。
絡めた指に約束を交わした。
>>
【明ける世界/景望】
「明けるのは、ずっと苦痛だったんだ。また同じ日々の繰り返し、変わらない、裏切りの日々が続く事が。それが自分の選んだ道だって、知っていたのにね」
しんしんと降る雪を見つめながら、囁くような声音でそう呟く彼の横顔は、言葉とは裏腹に酷く優し気で。
冷えた指先同士が床の上で絡み合って、じわり、どちらのものとも知れない熱が生まれる。
「今は違う、んですよね」
彼は、「苦痛だった」と言ったから。それなら今は違うのだろうと。違っていて欲しいという希望から、敢えて断定するように語尾は下げた。
そんな私の杞憂などお見通しなのだろう。彼は視線を雪から私に移して優しく微笑む。
「君が居るから。君が、教えてくれたから。終わりと始まりを」
「終わりと始まり?」
「夜が明けるということ。それは変わらない一日が始まるんじゃなくて、古い一日が終わり、新しい一日が始まるということ。断ち切るのも、変えるのも、続けるのも。俺には選ぶ事が出来るんだって。当たり前のことかもしれないけれど、俺が気付けないでいたことを、君が教えてくれたから。そして、俺に変える力をくれる君が、傍に居てくれるから」
だから今は、何かが変わるかもしれない夜明けを肯定できるんだと。
絡めた指に少し力を込めて、彼は本当に穏やかに微笑むから。私の胸は何か熱いものでいっぱいになって、今にも溢れそうで。
「望美ちゃん?」
「っ、大丈夫です。急に光が入ったから眩しくなっただけです」
薄暗い山の稜線から、新しい朝日が光を放つ。その眩しさが目を焼いたのだと言い訳して目元を擦った。
「ああ、本当だ。雪で見えないかと思ったけど...初日の出だね」
「はい」
じわじわと上る太陽が、新しい始まりを鮮やかに告げる。
二人並んで、暫くの間無言でその姿を見つめて。
やがて、完全に姿を現した太陽に、降っていた雪も止む頃。
「明けましておめでとう、望美ちゃん」
「おめでとうございます、景時さん」
冷え切った体温を二つ、そっとくっつけて。
「終わりと始まりの瞬間に、隣に居てくれるのが君でよかった」
「私も、です」
ずっとずっと一緒に居よう。
絡めた指に約束を交わした。
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[06/05 ヤト]
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プロフィール
HN:
ヤト
性別:
非公開
職業:
なんとか人間。
自己紹介:
遙か3の景時と4の風早中心に、腐女子的に萌え萌え言ってる人のブログです。
腐女子以外にはあまり優しくない内容が多くなると思われますので苦手な方はご注意ください。
遙か中心ネオロマ特化SNS「遙紅花街」にも生息中。御存知の方はお気軽にお声掛けてくださいませ^^
なお、プロフ画像はシノさんから頂いた頼朝様と景時。可愛くてハァハァするんだぜ!^q^
腐女子以外にはあまり優しくない内容が多くなると思われますので苦手な方はご注意ください。
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なお、プロフ画像はシノさんから頂いた頼朝様と景時。可愛くてハァハァするんだぜ!^q^
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