いっぱつぎゃぐってどんなものですか。おいしいものですか？＾q＾



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「頼朝様．．．」

望美が固唾を飲んで見守る中、景時が意を決したように頼朝の前に立った。
どこか醒めた視線を向ける頼朝の、その無造作に下ろされた手に、伸ばされた景時の手が躊躇いを残した仕草でそっと触れて、両手で包み込むようにして身体の前へと持ち上げた。
少し苦しそうに寄せらせた眉は、胸の内に蟠る想いを堪えているせいなのか。
長い睫毛に縁取られた瞳は伏目がちで、近付いてから一度も頼朝の表情を映そうとしない。
その姿勢のまま、言葉を探すような沈黙が落ちて。
やがて景時が口を開いた。

「．．．私は貴方の隣を歩いてゆけるのでしょうか。その御手に触れると、ぬくもりに戸惑うこともある。私などが触れてもいいのかと。なのに、貴方はいつも優しく微笑んでくれる．．．」
「ちょっと待った景時さん！　え、今私達頼朝さんに別れを告げにきたんですよね？　っていうかそれ、その台詞言う相手間違えてませんか！？」

零れた言葉に思わず望美が突っ込んだ。
が。

「景時．．．」
「ちょ、そこもまたんかーーい！！　なにそのいかにもな優しい微笑み！！　え、頼朝さんそんな笑い方出来たんだったら最初からそうやって笑ってればもっと好感度アップしたんじゃないんですか！？　もしかしたら頼朝ルートとか頼朝EDだってありえたかもしれないじゃないですか！　ってそれはおいといてそうではなくて！　なんで景時さんの台詞の相手は当然自分だぜみたいな顔してんですか、しかもちょっと頬を赤らめないでそんなヒゲ面38歳見たくないから！！！！！　片手を握って口元に当ててきゃっ、とかどこの乙女よ！？」
「よ、頼朝様．．．っ」かこんっ↑↑↑☆☆☆
「景時さんもなんでそれ見てのリアクションが好感度上昇なんですか！！！！！」




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この辺で望美がぶち切れていい加減にしろおまいらとLV５の花断ちと舞でずんばらりといきかけたので、ダメだこれ収拾つかないっていうか、景時と望美の一発ギャグですらないやｗｗｗｗｗと思ってやめました＾q＾
これでは単に景時と頼朝のダブルボケに望美突っ込みだ。
相方さんのところの頼朝様は何故かオトメンらしいので、こうなったのはそのせいですよ勿論（きっぱり）

ちなみに景時が頼朝に言ってる台詞は景時ルートEDスチルで言ってる台詞の一部（を頼朝相手に多少変更したもの）です。
覚えてらっしゃる方なら、ちょっとは笑える．．．のかしら？


．．．軌道修正して4000ペタリクネタ、もう一度考え直そうｗ

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濡れ縁に、二人並んで腰掛ける。
そこから見える庭に咲き誇るのは梅の花。
庭から、そして隣から香る梅花に、男の目が柔らかく細まる。
張り詰め、今にも泣きそうに両手を膝の上で握り締めた未だ花開かぬ梅の、その肩を抱き寄せて、男は目を閉じた。

沈黙が、見えない花弁のように二人の上に降り積もる。
このままこの花弁に埋もれて息絶えるのも悪くはない。
きっと、わるくはない。

願望のすり替えだと自覚しているからこそ口の端に浮かんだ自嘲の笑みを、愛しい子供に見せないように。
強く、ただ強く、無防備に寄せられた身体を抱きしめた。










濡れ縁に、二人並んで腰掛ける。
そこから見える庭に咲き誇るのは桜の花。
庭から香る淡い桜の香、そして隣から香る梅の香に、男の目が柔らかく細まる。
穏やかに、凪いだ瞳で風に散る花弁を見上げる美しい梅の花。数多の苦難を乗り越えてようやく花開いた梅の片手、床に置かれたそれに自らの指を絡めて握り締め、男は目を閉じた。

言いたい言葉も、聞きたい言葉も、伝えたい言葉も、無数にあった。
苦難の中で幾度となく向けた、叫んだ、言葉たち。
あの時伝わった言葉はどれだけあって、伝わらなかった言葉はどれだけあって。
生まれた想いはきっと数えきれなくて。

でも、それでもいい。

己に向けられた視線を感じて、男は閉じていた目を開いて視界にもう一人を映し出す。
ほんの少し泣きそうな、それでも嬉しそうな笑顔。
綻ぶ満開の梅の花に、男も笑った。

それは花を咲かせる太陽のような笑顔。







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『　』の中は、某バンプさんの「飴玉の唄」から。
この歌が大好きで、ついついネタにしたくなる私。
まあ、私の中でこの歌はかなりの確立で他ジャンルのカカイルソングな訳ですがｗｗ
トータルで聞くとカカイルソングだけど、ちょっとワード抜き出すといい感じに使えるなあと思ってちょいと流用させていただきました。
はやくアルバムでないかなぁ．．．←
そう思って沢山シングル出てるの我慢して買ってないのに．．．orz