同人サークル「天泣道化」なんてやってるかもしれない冴夜木ヤトによる、気の向くまま萌えの向くままの、とっても腐女子向けなブログ。
参加イベント情報とか発行物情報とかが載るかもしれない。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
こんな捏造ではありますが、平家景時へのぱちぱちありがとうございますー!!
とりあえず一人でも二人でも見てくださってる方がいるというだけで励みになります><
出来るだけ早く続きを書いて初陣を終わらせてしまおう、ということで、頑張って続きですwww
なんだろう、最近のSSペースが自分で恐ろしい...でも忘れちゃう前に形にしとかないと後であ~あってなるからなあ...。
多分そのうち燃料かネタが切れて、スランプ期がやってくるのでwそれまでは頑張ろうw
勢いだけで突き進んでおりますが、良ければお付き合いくださいませ。
以下、色々捏造なので、詳細は以前の記事(http://tenkyu.side- story.net/Entry/138/)にて確認してください。
ちなみに好き勝手書いているので、時系列通りに話が展開していないことをご了承くださいませ^^←
なお、タイトルに(2)とあるように、今回は前回の話から続いておりますのでご了承ください。
とりあえず一人でも二人でも見てくださってる方がいるというだけで励みになります><
出来るだけ早く続きを書いて初陣を終わらせてしまおう、ということで、頑張って続きですwww
なんだろう、最近のSSペースが自分で恐ろしい...でも忘れちゃう前に形にしとかないと後であ~あってなるからなあ...。
多分そのうち燃料かネタが切れて、スランプ期がやってくるのでwそれまでは頑張ろうw
勢いだけで突き進んでおりますが、良ければお付き合いくださいませ。
以下、色々捏造なので、詳細は以前の記事(http://tenkyu.side- story.net/Entry/138/)にて確認してください。
ちなみに好き勝手書いているので、時系列通りに話が展開していないことをご了承くださいませ^^←
なお、タイトルに(2)とあるように、今回は前回の話から続いておりますのでご了承ください。
*****
現代の戦争事情だって、せいぜいが海外の内乱の様子をブラウン管越しに見る程度。
ましてやそれが平安末期、鎌倉時代の戦争となれば、正直どんなものかなんて見るまで判りもしなかった。
どれだけ自分が平和な世界に生きていたのか、それを改めて知り。
どれだけ景時達が危険な世界に生きているのか、それを改めて知った。
そして、その危険な世界に関わる事を自分が受け入れたことの意味も。
平家側の陣の最奥に張られた幔幕に囲まれて、その中央奥に準備された座所にどうにか腰を落ち着け、将臣は着慣れぬ鎧に包まれて周囲に気付かれぬように小さく溜息を吐いた。
感じる重さは、鎧のせいか、すぐそこに迫った戦を感じる心のせいか。
幔幕の周囲は戦前の喧騒に包まれており、独特の雰囲気と熱気が満ちている。
将臣の周囲を固めるのは、既にそれなりに親しく話す間柄になっていた知盛と重衡。
そのどちらもが重盛と兄弟である事を知ったのはつい最近の事だ。
景時より今回の、そしてこれ以降の将臣を代役とする作戦について知らされている数少ない人物のうちらしく、そんな二人を将臣の警護に当たらせたのは間違いなく景時の気遣いだ。
同時に、兄弟である二人が率先して守ることで、その中心にいる人物が重要であること、重盛当人であることの信憑性を持たせようともしているのだろう。
本来なら景時自身が傍に居ることで、更に信憑性は増すのだろうが、景時自身は今回前線に出て戦うのが役割のようだ。
その景時も、今は戦術についての最後の確認をするため、将臣の傍を離れて各部隊の隊長らと話をつけている。
「景時のやつ、大丈夫かな...」
ぼそっと洩らした呟きを、両側にいた銀髪兄弟が拾う。
「クッ、初陣にして他人の気遣いとは、胆が据わっているな、有川──いや、重盛兄上殿」
「お二人共、幾らここに他人の耳がないとは言え、言葉には十分お気をつけください。重盛兄上でしたら景時殿のご心配をなさるのは間違いないですが...」
重衡がとんとんと、指先で自身の唇に触れて「言葉遣い」と動かす。
「うっ...悪ィ...じゃなくて、あ~~、すまん、な?」
自分より年上の相手に、慣れない口調で自分の方が年上のように喋るのはやり辛い。
何とも微妙な表情でがしがしと頭を掻きながら疑問系で喋る将臣に苦笑を浮かべつつ、重衡は頷いた。
「無理に話す事はありませんよ。病み上がりゆえ、まだあまり長く話すのは身体に負担なのだとでも言っておきましょう。何かあれば、私か兄上の名を呼んで指示していただければこちらで対応致します」
「面倒だが、使い物になるまでは、仕方あるまい...」
「ああ、任せた」
重盛の口調や癖を覚えるのならば、重盛と話すのが一番だ。ということで、重盛の容態が安定している時には幾度か話す機会を設けていたものの、それが剣術以上に付け焼刃なのはしょうがない事だ。
頭の中で必死に重盛の口調を思い出している将臣の姿を見て、重衡が目を細める。
「それにしても...景時殿の見立てはやはり素晴らしいですね」
「んあ?」
突然景時の名前を出されて、将臣の意識がそちらへ向かう。
「今貴方が着られているのは、実際に重盛兄上もかつて使われていた鎧ですが、そうしていると本当にかつて戦場を駆け抜けた兄上と瓜二つです。私達には効果がありませんが、貴方に掛けられた景時殿の幻術があれば、知らぬ者には間違いなく重盛兄上その人に見えるのでしょうね」
「クッ、あの男は重盛狂、だからな。それに関しては、右に出る者はいないだろうさ...」
「またそのような物言いをなさって」
「やっぱり景時って、あんた達から見てもそういうイメージ、じゃなくて、印象なんだな」
「ええ、まあ否定は出来ませんが...私は悪い印象を持ってはおりませんよ。景時殿が重盛兄上によく尽くして下さっている事は、平家であれば知らぬものはないと言って過言ではない。重盛兄上は、本当に良い配下を持たれたと思います」
「...そっか。そうだよな」
「...おや、兄上はもう一人の自分に...妬いておられるのか?」
「はあっ!? んな訳ねーだろ! ただ、そこまで心を傾けられるってのが、すげぇと思っただけだよ。傾ける景時も、傾けられる重盛も、な」
「ふ...まあ、そういうことにしておくさ...」
だから違うって、と言いかけた将臣を遮ったのは、幔幕を開けて顔を覗かせた景時。
「何か盛り上がっていたのかな。外まで声が洩れ聞こえていたけれど」
「すみません景時殿」
「クッ、何でもないさ。重盛兄上、落ち着かれねば身体に障るのではないか?」
「...てめぇ、知盛後で覚えてろよ」
「気が向いたら、な」
がるる、と唸りたそうな将臣と、何処吹く風の知盛。肩を竦めて苦笑する重衡を見て大体の流れを予想できた景時は、重衡と同様に苦笑を洩らした。
少なくとも知盛らのお陰で必要以上に緊張せずに過ごせたらしい。その点は予想以上でありがたい事だ。
「そろそろあちらも支度が整ったようだ。私達も出ることになるが、その前に...重盛様」
「っ、あ、ああ」
突然重盛として呼ばれて、将臣は動揺しながらもどうにか頷く。
「御前に失礼します。...そのまま暫く動かないで下さい」
「景時、何を...」
「──金気より水気を生じ、潜む影を得よ...急々如律令!」
将臣の前で幾つかの印を結びながら唱えられた呪文。どうやら陰陽術を掛けたようだが、掛けられた将臣には何の変化も感じられず、首を傾げた。
「今のは、何なんだ?」
「念の為、敵から狙われにくくする為のまじないのようなものです。お傍に弟君らがいらっしゃいますれば御身は安全と思われますが、念には念を入れて困るものでもありますまい。私の陰陽術など、大した役には立たぬでしょうが...」
それからこれを、と一枚の呪符を渡される。
「戦が終わるまでは肌身離さずお持ちください。これも身を守る為の小道具ですので」
「クッ、まるで過保護な母親のようだな、景時」
「私が過保護な母親であれば、そもそも戦場になど出させておりませぬ」
知盛の揶揄いの言葉もさらりと流して、景時は安心させるように将臣に向かって微笑んだ。
「では参りましょう、重盛様。皆が貴方を待ち侘びております」
>>
ぎゃあああああ!!!! 終 わ ら な か っ た ^q^
どんだけ長引かせる気なのか私はっっorz
ええと、次! 次で将臣の初陣話は終わると思います...!
とほほ~いorz
PR
この記事にコメントする
カレンダー
03 | 2025/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |
リンク
素敵サイト様へのリンクです。
ちなみに当ブログは、同人サイト様に限り、リンク・アンリンクフリーでお願い致します。
カテゴリー
最新CM
[03/11 Deejay]
[03/11 Doc]
[06/05 華]
[06/05 ヤト]
[06/05 あさひ]
プロフィール
HN:
ヤト
性別:
非公開
職業:
なんとか人間。
自己紹介:
遙か3の景時と4の風早中心に、腐女子的に萌え萌え言ってる人のブログです。
腐女子以外にはあまり優しくない内容が多くなると思われますので苦手な方はご注意ください。
遙か中心ネオロマ特化SNS「遙紅花街」にも生息中。御存知の方はお気軽にお声掛けてくださいませ^^
なお、プロフ画像はシノさんから頂いた頼朝様と景時。可愛くてハァハァするんだぜ!^q^
腐女子以外にはあまり優しくない内容が多くなると思われますので苦手な方はご注意ください。
遙か中心ネオロマ特化SNS「遙紅花街」にも生息中。御存知の方はお気軽にお声掛けてくださいませ^^
なお、プロフ画像はシノさんから頂いた頼朝様と景時。可愛くてハァハァするんだぜ!^q^
忍者アド