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同人サークル「天泣道化」なんてやってるかもしれない冴夜木ヤトによる、気の向くまま萌えの向くままの、とっても腐女子向けなブログ。 参加イベント情報とか発行物情報とかが載るかもしれない。
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Posted : 2025/04/21 13:00
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Posted : 2010/05/15 03:53
遙か十年祭のDVDをがっつりがっつり見てました。
ていうか、まあ目的はあんまりに飢えていた公式景時不足の補給だったんですが、おかげでちょっとだけ補充できた気がします。

十六夜ルートの景時はやっぱり可愛いんですよねーー。あの不幸っぷりがたまらない←
それでいて、御家人らしさもちゃんと表現されてるので、一緒に行動できない期間に嘆きつつも、十六夜ルートの景時が好きでたまりません。
惜しむらくは本当に後日談で頼朝を選ばなかったことくらい...←何度も言いますがネオロマですよ冴夜木さん^q^

史実もちょっと触れて、それであの十六夜後日談とか、頼朝と景時の関係とか考えると、本当にもう、萌えて萌えてしょうがないです。

ミニドラマの頼朝と政子と景時と白龍のやりとりは、景時の可哀想加減が際立ってめちゃめちゃ面白かったです! あれを生で見たかったんだぜ...! しかし東京は遠いしその時私は京都に旅行してたって話ですよアハウフフ☆
頼朝様が可愛かったのもよかったなあ。白龍によしよしってされる景時とか、キャラ変換したらちょーテンション上がってどうしようもなかったんだぜ...orz


さて、そんな訳で、燃え滾る景時熱を発散すべく、なにか小ネタでも書いてみることにする。
BL傾向につき、注意ですよーー!



******



オレは冷たい人間だから、心と身体なんて幾らでも切り離せるんだよ。
それなのにどうして...。


【この苦しみをこそ、恋と呼ぶ】


同じ平泉にいるのなら、擦れ違わないと断言できるはずもなかった。なのに会う事なんて、戦になるその時まできっとないって、思い込んでた。
だからこそ、川湊で朔と一緒に歩いてるヒノエくんを見つけた時、動揺してしまったんだと思う。気配を、気付かれてしまうほどに。

「源氏の軍奉行殿」

普段なら間違ったって呼ばないような言い方。
声に含まれるのは今までのような柔らかい揶揄の形ではなく、オレを裏切り者と皮肉っているのがありありと判る、褪めた物言い。
それは、覚悟していたもののはずだった。
オレが選んだのはそういう道だと。
どう思われようと、オレはオレの選んだやり方で。オレにしか出来ないやり方でオレの守りたいものを守るのだと。
そのために、今更オレがどう思われようと、そんなのは瑣事であるはずだった。
...けれど。

「今のアンタは八葉じゃない、頼朝の犬だ」

彼に言われたその言葉は、思った以上にオレを打ちのめした。
何一つ間違っちゃいない。
オレはあの方の犬。その望みを叶える為、その邪魔になるものを露払いする為、命令一つで何処へでも駆けていく犬だ。
それが、オレの選んだ道。そして、その立場であるオレだからこそ、彼女達のために出来る事があると、そう信じていた。
そんなオレの浅ましい愚かさを見透かすように、彼は薄く笑って。
オレの妹を、オレから守るように前に立って、触れるだけで切れそうな視線をこちらに投げかけた。
妹の傍に居ないオレを、無言で責める様に。

その全てに、みしりと音を立てて軋む胸のうちを、いっそ新鮮な驚きでオレが受け止めていたなんて、君は知らないだろう。

この胸が軋むことがあるなんて、思わなかった。
理性と感情は切り離せるもので、必要なら感情を遠くに置いてくるのは得意だった。
それは多分、親に見放されたあの頃からずっと。
頼朝様にどんな事を命じられようと、必要ならオレにはそれを遂行する事ができた。頼朝様もそんなオレを判っているからこそ、重用してくださる部分があるんだろう。

君がこんなオレなんかのこと、好きだって言ってくれた時だって。
勿論そう思ってもらえるのは嬉しかったよ。オレにそんな価値ないのにって、申し訳なくも思ったし、それ以上にオレだって君のこと、嫌いじゃなかった。
君のその真っ直ぐな若さや、強い意志。司る炎の、その申し子のように熱く輝く君は、オレにとって眩しくもどこか憧れる存在だった。
でもね。同時に、君と親しくなることの利点を冷静に考えてる自分がいた。
そしていつかその時が来たなら、オレは君の手を離すだろうって。
君には何も告げないだろうって。
...そう。君よりも、オレは頼朝様を選ぶんだって、決めてたんだ。最初から。

それなのに。
今どうしてこんなにも、息をするのが苦しいんだろう。
どうしてあの瞳を真っ直ぐに見つめる事が出来ないんだろう。
オレは、この道を選んだオレを恥じてはいないはずなのに。感情じゃなく、理性が選んだ道に、間違いはないはずなのに。

朔の問い掛けに答えられぬまま、踵を返したオレの背中に突き刺さるヒノエくんの視線。
外れる事のないそれを感じながら、オレは逃げるように雑踏の中に紛れ込んだ。


>>>

続く、かも。
これじゃ景時の一人上手すぎるwwwww

遙か十年祭りのミニドラマからのヒノ景妄想です^q^
初めて書くよヒノ景w


ううーん、しかしPCの調子悪いので、とりあえずここまでっ><
続き覚えてたら、また書きますー←原稿やれwww

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ヤト
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非公開
職業:
なんとか人間。
自己紹介:
遙か3の景時と4の風早中心に、腐女子的に萌え萌え言ってる人のブログです。
腐女子以外にはあまり優しくない内容が多くなると思われますので苦手な方はご注意ください。

遙か中心ネオロマ特化SNS「遙紅花街」にも生息中。御存知の方はお気軽にお声掛けてくださいませ^^

なお、プロフ画像はシノさんから頂いた頼朝様と景時。可愛くてハァハァするんだぜ!^q^
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